一般財団法人環境イノベーション情報機構
(仮称)四浦半島風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出
【環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2018.12.12 【情報源】環境省/2018.12.11 発表
環境省は、大分県で計画されている「(仮称)四浦半島風力発電事業計画段階環境配慮書」(電源開発株式会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。この事業は、大分県佐伯市及び津久見市において、最大で総出力64,500kWの風力発電所を設置する事業。
環境大臣意見では、
(1)現地調査により主要な眺望点及び利用施設からの眺望の特性、利用状況等を把握した上で、フォトモンタージュを作成し、垂直見込角、主要な眺望方向や水平視野も考慮した客観的な予測及び評価を行い、その結果を踏まえ、重要な景観への影響を回避又は極力低減すること。また、重要な景観については、当該施設の管理者、利用者、地域住民及び関係地方公共団体等の意見を踏まえること、
(2)風力発電設備等を住居から離隔すること等により、騒音等や風車の影による生活環境への影響を回避又は極力低減すること、
(3)風力発電設備の配置等の検討に当たっては、専門家等からの助言を踏まえた鳥類に関する適切な調査、予測及び評価を行い、その結果を踏まえ、環境保全措置を講ずることにより、鳥類への影響を回避又は極力低減すること
等を求めている。
【環境省】