（仮称）余呉南越前ウィンドファーム発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出

【環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2018.11.12 【情報源】環境省／2018.11.09 発表

　環境省は、滋賀県及び福井県で計画されている「（仮称）余呉南越前ウィンドファーム発電事業係る計画段階環境配慮書」（株式会社グリーンパワーインベストメント）に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。

　この事業は、滋賀県長浜市及び福井県南条郡南越前町において、最大で総出力170,000kWの風力発電所を設置するものである。

　環境大臣意見では、
　(1)イヌワシ及びクマタカ等の鳥類への重大な影響を回避するため、専門家等からの助言を踏まえた適切な調査、予測及び評価を行い、その結果を踏まえた環境保全措置を講ずること、
　(2)既存道路及び無立木地等を活用することにより、ブナ林等の自然度の高い植生等の改変を回避又は極力低減すること、
　(3)土砂の崩落及び流出の可能性の高い箇所の改変を回避するとともに、土地の改変量を最小限に抑え、土砂又は濁水の流出等による動植物の生息・生育環境への影響を回避又は極力低減すること
　等を求めている。

【環境省】