一般財団法人環境イノベーション情報機構
珍しい11月の黄砂、観測地点が全国76地点に拡大
【大気環境 大気汚染】 【掲載日】2002.11.13 【情報源】気象庁/2002.11.12 発表
平成14年11月12日に西日本で観測され始めた黄砂は、その後全国に広がり、九州から北海道までの76地点で観測された。11月に黄砂が観測された例は珍しく、1967年以降観測された年は6回しかない。最近では6年前の1996年に観測されているが、このとき観測されたのは今回よりかなり少ない6地点。
なお2002年は日本国内での春の黄砂観測回数が極めて多く、1月以降4月13日までの間に、観測延べ日数が観測史上最多の962日に達し、浮遊粒子状物質の環境基準達成率低下の要因の1つにも上げられるまでになっていた。【気象庁】