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環境ニュース[国内]

国交省自動車交通局部長、WP29で日本の自動車基準の国際的整合化への取り組みをスピーチ

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2002.11.13 【情報源】国土交通省/2002.11.13 発表

 2002年11月12日からスイス・ジュネーブの国際連合欧州本部で開催されている国連欧州経済委員会の第128回自動車基準調和世界フォーラム(WP29)に国土交通省の中山自動車交通局技術安全部長が出席し、安全基準・環境基準を含む自動車の基準・認証制度の国際的な整合化に向けての日本の取り組みについてスピーチを行った。
 WP29は自動車基準の国際的整合化に取り組む国連欧州経済委員会の組織。欧州32か国・EUに加え、米国、カナダ、中国などの欧州以外の国、国際自動車工業会やISO(国際規格協会)などの非政府機関が参加し、世界唯一の自動車基準調和組織として、6つの専門分科会で基準案の検討などの活動を行っている。
 今回のスピーチでは、日本がこれまで自動車基準の国際的な整合化の推進に多くの貢献を行ってきたことをアピールするとともに、日本の安全・環境基準レベルを低下させることなく、2003年度末までにWP29の1958年協定(国連の相互承認協定)のうち、30項目程度の協定規則を採択する見込みであること、58年協定を補足する1998年協定(国連の世界的技術規則協定)に基づき、世界統一基準(GTR)案の策定に積極的に貢献していくとの方針を明示。また参加者に対し、2003年1月に東京で開催予定の「環境にやさしい自動車に関する国際会議」への協力を呼びかけた。
 なお、中山技術安全部長のスピーチに対し、WP29の議長、EU、国連欧州経済委員会事務局、国際自動車工業会などから、自動車基準の国際的な整合化に対する日本の積極姿勢を評価するとの発言がなされていた。【国土交通省】 

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