一般財団法人環境イノベーション情報機構
川崎市、廃棄物発電を活用したEVごみ収集車(電池交換型)を実用化 全国初
【エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2018.09.21 【情報源】地方自治体/2018.09.18 発表
川崎市は、川崎市は、廃棄物発電を活用した「エネルギー循環型ごみ収集システム」による、EVごみ収集車(電池交換型)を日本で初めて実用化する。同市は、JFEエンジニアリング株式会社と平成28年3月に協定を締結し、協働で実証を重ね、同社とシステム導入に係る契約を締結した。
「エネルギー循環型ごみ収集システム」は、ごみ焼却施設における廃棄物発電で得られる電気を敷地内の電池ステーションへ送電して電池を充電し、EVごみ収集車に搭載してごみ収集を行う。
電池ステーションで短時間(約3分)に電池交換を行うことができるため、一日の走行距離を確保しながら、効率的なごみ収集作業が可能となる。
走行中・作業中のCO2やNOxの排出がなく、静かな走行性能で、さらに、災害対策拠点や避難所等での非常電源としても活用可能。
導入台数は2台で、平成31年2月より運用開始を予定している。
【川崎市】