一般財団法人環境イノベーション情報機構
平成14年度農村アメニティ・コンクールの受賞地区を決定
【環境一般 まちづくり】 【掲載日】2002.11.11 【情報源】農林水産省/2002.11.08 発表
農林水産省と(財)農村開発企画委員会は、平成14年度農村アメニティ・コンクールの受賞地区を決定した。「農村アメニティ・コンクール」は、農山漁村特有の緑豊かな自然や歴史、風土を基盤とした、ゆとり、潤い、やすらぎに満ちた居住快適性が地域住民の自主的努力を通じて保全・形成されている優良事例について表彰を行うコンクール。また居住快適性を伴った農村振興を促すために、表彰された優良事例についてはPRを行う予定だ。
平成14年度は農林水産大臣賞最優秀賞に選ばれた山形県白鷹町、同じく農林水産大臣賞に選ばれた京都府舞鶴市岡田中地区、新潟県新発田市米倉地区自治会を含む9地区の受賞が決定した。
なお白鷹町では江戸期に奨励された養蚕が現在でも活発に行われており、養蚕から染色、紬織物までの全行程が1町内で行われている全国唯一の地域。養蚕の他にも深山和紙、獅子舞、紅花を咲かせる会、畔藤田踊りなど、町内各所で様々な伝統が継承されている。【農林水産省】