平成30年度「二国間クレジット制度資金支援事業のうち設備補助事業」の二次公募を開始

【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2018.08.28 【情報源】環境省／2018.08.27 発表

　環境省は、平成30年度「二国間クレジット制度資金支援事業のうち設備補助事業」の二次公募を実施する。
　この事業は、優れた低炭素技術等を活用し、途上国におけるＧＨＧ排出量を削減する事業を実施し、測定・報告・検証（MRV)を行うもの。これにより算出された排出削減量を、二国間クレジット制度（JCM）により我が国の排出削減量として計上することを目的として、事業者（国際コンソーシアム）に対し初期投資費用の１／２を上限として設備補助を行う。

　募集期間：平成30年8月27日(月)〜11月30日(金)

　二国間クレジット制度（Joint Crediting Mechanism：JCM）：
　　JCMは、途上国への温室効果ガス削減技術、製品、システム、サービス、インフラ等の普及や対策を通じ、実現した温室効果ガス排出削減・吸収への日本の貢献を定量的に評価するとともに、日本の削減目標の達成に活用するもの。
　　JCMによって、毎年度の予算の範囲内で行う日本政府の事業により、2030年度までの累積で5,000万から１億t-CO2の国際的な排出削減・吸収量を見込んでいる。

【環境省】