東京湾中央防波堤内側埋立地でのＰＣＢ廃棄物処理事業施計画を認可

　環境省は環境事業団から申請があった、東京湾中央防波堤内側埋立地で実施予定のポリ塩化ビフェニル（ＰＣＢ）廃棄物処理事業の事業実施計画の認可を平成１４年１１月８日付けで行った。
　今回認可された事業は、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県－－の１都３県の区域内にあるＰＣＢ廃棄物の適正処理を図ることを目的とし、１日約２トンの処理能力があるＰＣＢ廃棄物処理施設を東京湾中央防波堤内側埋立地内に設置するもの。
　平成１３年に制定されたＰＣＢ廃棄物処理特別措置法では環境事業団が国の指導のもとに、全国数箇所でＰＣＢ廃棄物の広域的な処理施設を設置し、処理事業を行うことになっている。
　ＰＣＢ廃棄物処理事業の事業実施計画認可は、１３年１１月１日付けで認可を行った福岡県北九州市での事業、１４年１０月２４日付で認可を行った愛知県豊田市の事業に次いで、全国で３番目。【環境省】