アジア森林パートナーシップ第１回実施促進会合を１１月１１日に東京で開催

【地球環境 森林の減少】 【掲載日】2002.11.06 【情報源】外務省／2002.11.05 発表

　２００２年１１月１１日、東京・港区の三田共用会議所で「アジア森林パートナーシップ（ＡＦＰ）第１回実施促進会合」が日本政府（外務省、林野庁）インドネシア政府、国際林業研究センター、世界最大級の会員を持つ環境ＮＧＯ「ザ・ネイチャー・コンサーバンシー（ＴＮＣ）」との共催で開催される。
　「アジア森林パートナーシップ」は、アジア地域で違法伐採、森林火災、荒廃地復旧対策を含む持続可能な森林経営のための協力活動を行っていくための国際的なパートナーシップとして、２００２年５月２日に日本・インドネシア両国間で形成が合意され、同８月にヨハネスブルグサミットのタイプ２プロジェクト（合意文書の内容を行動に移すために各国の関係主体が自主的に表明し、約束文書に盛り込まれた取組み）として正式に発足した組織。
　今回の会議には、ＡＳＥＡＮ（東南アジア諸国連合）、Ｇ８（主要８か国）をはじめとする関係国政府、国連、ＩＴＴＯ（国際熱帯木材機関）などの国際機関のほか、内外のＮＧＯ、研究機関、産業界から森林分野の関係者が参加することになっており、アジア森林パートナーシップの主目的のうち、国際的に関心の高い（１）違法伐採の抑制、（２）森林火災の抑制、（３）荒廃地の復旧と再植林−−の３分野の具体的取組みについて意見交換を行う予定だ。【外務省】