一般財団法人環境イノベーション情報機構
(仮称)新さらきとまない風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出
【環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2018.04.09 【情報源】環境省/2018.04.05 発表
環境省は、北海道稚内市で計画されている「(仮称)新さらきとまない風力発電事業計画段階環境配慮書」(電源開発株式会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。本事業は、北海道稚内市声問村更喜苫内において、最大で総出力14,850kWの風力発電所を立て替えるものである。
環境大臣意見では、
(1)今後、配慮書記載の4つの複数案を中心に、風力発電設備の配置を決定する際には、配慮書において整理した計画段階配慮事項に係る環境影響の重大性の程度等を適切に反映すること、
(2)既設風力発電設備の稼働中の鳥類のバードストライクや渡りへの影響等の確認を含む適切な調査、予測及び評価を行い、その結果を踏まえ、適切な環境保全措置を講ずること
等を求めている。
【環境省】