一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

自動車基準への各国の安全・環境事情の反映方法などを議論 自動車基準認証国際化アジア地域官民会議

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2002.10.25 【情報源】国土交通省/2002.10.25 発表

 2002年10月23・24日の両日、国土交通省の後援、フィリピン運輸通信省と(財)日本自動車輸送技術協会自動車基準認証国際化研究センター(JASNIC)の共催により、「第7回自動車基準認証の国際化のためのアジア地域官民会議」が、フィリピンのマニラで開催され、10か国・地域の政府関係者・自動車メーカー関係者など120名が参加した。
 この会議は、国連欧州経済委員会の自動車基準調和世界フォーラム(WP29)に、アジア諸国の参加を促すことにより、安全基準・環境基準を含む自動車の基準・認証制度の国際的な整合化を支援すること、アジア地域の健全なモータリゼーションの進展を目的に開催されているもの。
 今回の会合では、WP29での検討課題、安全・環境についての各国の事情を踏まえた調和基準採用の進め方などについて議論。
 将来的に各国に共通する安全・環境問題を国際基準に反映させていく可能性を探るため、WP29での検討課題についてこの会議でも引き続き議論を行うことが確認されたほか、調和基準各項目の採用可能性について各国で確認を行い、採用困難な項目については採用を可能とするための方策を同会議で議論していくことについて共通認識が得られた。
 なお国土交通省は、第7回アジア地域官民会議の開催に先立ち、既にWP29に参加しているか、または参加しようとしている6か国の政府関係者を対象にが「アジア基準認証フォーラム」を10月22日にマニラで開催。世界的な基準調和・認証の相互承認に関しアジア諸国政府間の協調体制を構築することが重要であるとの共通の認識が参加国間で得られ、同フォーラムについても今後継続的にを開催することになった。【国土交通省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク