一般財団法人環境イノベーション情報機構
ヤマハ発動機、環境などの問題に取り組む「国連グローバル・コンパクト」に参加
【環境一般 CSR】 【掲載日】2017.12.11 【情報源】企業/2017.12.06 発表
ヤマハ発動機は、国連が提唱する環境や人権などの問題に取り組む枠組み「国連グローバル・コンパクト(UNGC)」に署名し、12月5日に参加企業に登録された。UNGCへの支持を表明することで自社のCSR(企業の社会的責任)の実践を促進するとともに、持続可能な開発目標(SDGs)への活動をこれまで以上に進める。UNGCは、各企業・団体が責任ある創造的なリーダーシップを発揮することで社会の良き一員として行動し、世界の持続可能な成長を目指す自発的な取り組みを指す。2000年に正式に発足した。署名した企業・団体は、人権の保護、不当な労働の排除、環境への対応、腐敗の防止に関わる10原則の支持と実践が求められる。
環境分野の原則は「環境問題の予防的アプローチ」「環境に対する責任のイニシアティブ」「環境にやさしい技術の開発と普及」の3つだ。ヤマハ発動機は多様な製品ビジネスを展開し、事業を通じて社会の持続可能な発展に貢献することが自社のCSRと考えている。UNGCへの参加を契機にCSR活動をさらに推進する。
加えてヤマハ発動機は、SDGsへの取り組みで市場国や地域社会の課題解決につなげ、成長を目指す。SDGsは2015年の国連「持続可能な開発サミット」で採択された2030年までの目標で、17の目標と169項目の基準が盛り込まれている。目標にはクリーンエネルギー、気候変動対策、海・陸の豊かさの保全などが含まれる。
【ヤマハ発動機株式会社】