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環境ニュース[国内]

日本政策投資銀行、住友ゴムに「環境格付」に基づく融資実施、最高ランクを付与

エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2017.12.07 【情報源】企業/2017.11.30 発表

 日本政策投資銀行(DBJ)は、住友ゴム工業に対し「DBJ環境格付」に基づく融資を実施した。4段階ある格付けのうち「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」とする最高のランクを付与した。高い技術力を生かした環境配慮商品の普及拡大や、技術・製品の開発を推進するなど、高い水準で環境経営を実践していることを評価した。

 住友ゴムは地球環境への取り組みを重要な経営課題の1つに位置付け、CSR企業の社会的責任)ガイドライン「GENKI」に沿って環境経営を進めている。GENKIは緑化、事業活動の環境負荷低減、次世代型技術・製品の開発、人にやさしい諸施策、ステークホルダー(利害関係者)への誠実さ、のそれぞれを意味する英語の頭文字から採った。

 今回の格付けでDBJは、環境配慮商品の普及拡大に加え、CSRに配慮したサプライチェーン(供給網)管理を行い、長期ビジョンでも環境対応技術・製品の開発を定めるなど、持続可能な社会実現に向けた活動を加速させている点を評価した。全従業員を巻き込みながら生産工程を改善し、生産性向上と環境負荷低減を図っている点も認めた。

 加えて、GENKI活動を発展させてCSRの枠組みを整理し、CSR面で目標を管理していることも評価した。こうしたことから住友ゴムは最高ランクの格付けを取得した。DBJ環境格付は、DBJが開発した格付けシステムで企業の環境経営度を評点化し、優れた企業を選んで得点に応じて融資条件を設定する。格付けが高いと特別金利が適用される。

【住友ゴム工業株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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