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環境ニュース[国内]

三重県、ため池の生物多様性保全へ パートナーシップ協定締結

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2017.11.16 【情報源】地方自治体/2017.09.22 発表

 三重県は、ため池などの生物多様性保全の取り組みを進めるため、水処理施設の管理運営などを手掛ける東産業(四日市市)、大和ハウス工業三重工場(菰野町)、四日市市を拠点に自然環境の調査などに取り組む特定非営利活動法人「NPOちょっと自然」(榊枝正史理事長)の3者と「みえ生物多様性パートナーシップ協定」を結んだ。
 県内の北勢地域を中心に、ため池などで生態系保全のための外来種の駆除や環境保全活動、自然観察会などを行うとともに、活動の活性化と相互援助を図るためのネットワーク化、普及啓発、シンポジウム開催などに連携して取り組む。
 県は、県内の企業、団体などと連携して生物多様性の保全を進める「みえ生物多様性パートナーシップ協定」の取り組みを今年度から進めている。
 県はこのほか、いなべ市と太平洋セメント藤原工場(いなべ市)と同様の協定を締結した。いなべ市と滋賀県東近江市との境界に位置する藤原岳(標高1144m)で、高山植物などの在来植生に大きな影響を与えている外来植物ハルザキヤマガラシの駆除活動を連携して進める。

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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