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環境ニュース[国内]

変圧器からのPCB 新たに7社280台の製品からの検出が判明

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2002.10.18 【情報源】環境省/2002.10.18 発表

 (社)日本電機工業会は平成14年7月に変圧器へのPCB混入の可能性が指摘された問題についての中間報告をまとめ、14年10月17日付けで環境省に提出した。
 同工業会は14年7月に、東芝、三菱電機、富士電機、明電舎、北陸電機製造、指月電機製作所の6社が製造した変圧器、コンデンサ、リアクトル中の絶縁油(PCBを絶縁油として使用していないもの)から微量のPCBが検出された事例がみつかり、またこれ以外に6社が製造した変圧器の一部で、微量PCBの混入可能性を否定できないとの報告を行っていた。
 今回の中間報告では、14年9月30日までの間に(1)7月時点で確認されていた6社の製品以外に、愛知電機、高岳製作所、中国電機製造、東北電機製造、ダイヘン、日新電機、日立製作所の計7社の製品280台から新たに微量のPCB検出事例がみつかったこと、(2)東光電気の製品について微量PCB混入の可能性を完全には否定できないことが新たに判明したこと−−などが報告されているほか、環境省が協力要請していた微量PCBの混入可能性調査と過去の微量PCB検出事例調査について、日本電機工業会として14年中に調査結果をとりまとめ、年度末までに報告するとの方針を示している。
 なお環境省は新たに7社の製品に検出事例がみつかったことを踏まえ、報告内容を吟味し、関係各社のヒアリングを実施した上で、省としての対応を決める方針だ。【環境省】

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