一般財団法人環境イノベーション情報機構
「気候変動の影響への適応計画の試行的なフォローアップ報告書」を公表
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2017.10.12 【情報源】環境省/2017.10.11 発表
気候変動の影響に対処し、被害を回避・軽減するため、適応策を推進することが重要であり、政府においては、「気候変動の影響への適応計画(平成27年11月27日閣議決定)」に基づき、関係府省庁において、総合的かつ計画的に適応の取組を進めている。気候変動の影響への適応に関する関係府省庁連絡会議は、「気候変動の影響への適応計画」の策定後、1年以上経過をしたことを受けて、平成28年度に実施した施策のフォローアップを行い、「気候変動の影響への適応計画の試行的なフォローアップ報告書」として取りまとめ、公表した。
報告書の概要は以下のとおり。
適応計画の7分野(農業、森林・林業、水産業、水環境・水資源、自然生態系、自然災害・沿岸域、健康、産業・経済活動、国民生活・都市生活)と基盤的取組について、全施策を56施策群に分類し、各府省庁においてそれぞれの施策群の個票を作成することで、平成28年度に実施した全施策の進捗状況を把握・確認することができた。
また、各府省庁において、施策の進捗状況を把握するための指標について検討した結果、56 施策群のうち、38 施策群において指標が設定され、うち 36 施策群については定量的な指標が、13 施策群については定性的な指標が設定された。特に、農業、森林・林業、水産業に関する適応の施策、国民生活・都市生活に関する適応の施策、基盤的・国際的施策については、積極的に指標が設定された。
詳細な報告書はプレスリリース参照。
【環境省】