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環境ニュース[国内]

サントリー食品インターナショナル、賞味期間「年月表示」拡大、食品ロス削減

ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)】 【掲載日】2017.09.27 【情報源】企業/2017.09.21 発表

 サントリーホールディングスのグループ企業で清涼飲料事業を手掛けるサントリー食品インターナショナルは、飲料製品の賞味期間の「年月表示」を拡大する。これまでの賞味期間12カ月以上の商品に加えて、8〜11カ月の商品にも導入する。まだ飲食できる食品が捨てられる食品ロスの削減や物流の効率化を目的にする。

 茶飲料、フレーバーウオーター(味がある水飲料)、スポーツ飲料を中心にした商品を対象に、年月日の表示を改める。2018年1月から年月表示を進めるのは、茶飲料「伊右衛門」、フレーバーウオーター「ヨーグリーナ&サントリー天然水)」、スポーツ飲料「GREEN DA・KA・RA(グリーン ダ・カ・ラ)」などの商品だ。

 これによって2018年末には、サントリー食品インターナショナルの商品のうち約90%が年月表示になる。同社は2013年5月からミネラルウオーター「サントリー天然水(2L)」で年月表示を始め、2014年6月からは缶コーヒー「BOSS(ボス)」や、PETボトル商品、瓶商品を含め全商品の60%で年月表示への移行を進めてきた。

 既に賞味期間12カ月以上の約30ブランド・150アイテムで年月表示を実施していて、今回、8〜11カ月の商品を加えることにした。食品ロスの削減、物流の効率化に伴うCO2排出量の削減など、環境負荷の低減を目指す。年月表示にすると年月日表示より期間が最大1カ月延びて期限切れの廃棄が減り、配送も効率化できる。

【サントリー食品インターナショナル株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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