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環境ニュース[国内]

大分県日田市、木質バイオマス発電に変更 市役所や図書館、小中学校

エネルギー バイオマス】 【掲載日】2017.09.04 【情報源】地方自治体/2017.06.30 発表

 日田市は、市役所や図書館、小中学校など市関連施設の電力調達の契約先を、九州電力から木質バイオマス発電の電力を供給する新電力「日田グリーン電力」(日田市)に変更する。再生可能エネルギーの活用による地球温暖化対策の推進と基幹産業である林業の活性化を図る。
 対象は市役所本庁舎や別館、振興局、小中学校、図書館、学校給食センターなど、契約電力50kW以上の高圧受電の38施設。10月1日から切り替える予定。対象施設の電気料金は年間計約1億円(2015年度実績)だが、木質バイオマス発電に切り替えることで500万円程度の削減できるという。
 日田グリーン電力は、山林未利用材(間伐材、林地残材)を活用した木質バイオマスチップを燃料とするバイオマス発電を行うグループ会社、グリーン発電大分(日田市)から電力を購入し、高圧受電施設へ供給している。

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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