一般財団法人環境イノベーション情報機構
国立公園・世界自然遺産におけるカーボン・オフセットキャンペーンの実施
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2017.08.09 【情報源】環境省/2017.08.08 発表
環境省は、経済産業省と連携し、国立公園内のビジターセンターや観光船、マイカー規制期間中の通行車両等から排出されるCO2を、国立公園周辺等での省エネ・再エネ設備の導入や、森林管理によって削減または吸収したCO2で埋め合わせ(=カーボン・オフセット)をするキャンペーンを実施する。このキャンペーンでは、事業者・団体等に対し、「協賛事業者」「協力事業者」「告知支援事業者」「協賛プロジェクト実施者」「協賛J−クレジット保有者」を募集している。ネット募金を通じて個人で協力することも可能。
詳細は、以下のサイトを参照。
https://japancredit.go.jp/cp/10/
第1回として、8月から北海道の国立公園6か所で本キャンペーンを実施。その後、日本全国の国立公園・世界自然遺産で本キャンペーンを行う予定。
また、8月11日の山の日には、世界自然遺産である富士山において、富士スバルライン、富士山スカイラインを通行するクルマから排出されるCO2を、富士山周辺の太陽光発電や森林管理プロジェクトにおいて削減又は吸収したCO2で、カーボン・オフセットするキャンペーンを実施する。
本キャンペーンを通じて、国立公園の豊かな自然にふれあいながら、環境に負荷をかけないよう、また自然と共生する社会の実現に向けた行動を喚起していく。
【環境省】