一般財団法人環境イノベーション情報機構
佐川アドバンス、空のPETボトルで無農薬野菜が育てられるキットの新製品を発売
【自然環境 自然とのふれあい】 【掲載日】2017.08.04 【情報源】企業/2017.07.28 発表
佐川アドバンスは、空のPETボトルを再利用して無農薬野菜が育てられる栽培キット「エコ菜園キット」の新製品を7月28日に発売した。同社は佐川急便を中核にするSGホールディングスのグループ企業で、花きや燃料の卸販売、保険代理業を手掛ける。初回の販売で好評だったため、第2弾で4種類を展開する。コンビニエンスストアのローソンの2553店舗で扱う。エコ菜園キットは使用済みPETボトルを利用し、土を使うことなく家の中で野菜を簡単に育てて収穫できる。野菜の価格高騰や健康志向の高まりを背景に、自宅で育てる野菜やハーブの需要が高まっている。半面、関連商品の多くは初心者に難しく、スペースや栽培の専門知識も必要になることから、手軽に楽しめるように4月に投入した。
初回に「プチトマト」「香るパクチー」「おつまみ枝豆」「四季なりいちご」を販売し、簡易な栽培キットのニーズが高いことが分かった。第2弾の今回は、これからの季節に合った「黄金トマト」「夏オクラ」「四葉クローバー」「小ネギ」をそろえた。植物を育てる楽しさや収穫が体験できるほか、子供の夏休みの自由研究に生かせる。
エコ菜園キットはホルダー、フィルター、種子、計量スプーンなどで構成し、PETボトルに水を入れ、ホルダーをセットしてその上に種をまいて栽培する。価格はいずれも500円(税込み)だ。生育適温はそれぞれ15〜30℃、20〜30℃、15〜25℃、15〜25℃で、約3〜4カ月、約3カ月半〜4カ月半、約2〜3カ月、約3〜4カ月で収穫できる。
【佐川アドバンス株式会社】