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環境ニュース[国内]

三菱地所レジデンス、低炭素建築物認定のマンションを堺市に開発

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2017.07.05 【情報源】企業/2017.06.29 発表

 三菱地所レジデンスは、舗装・不動産開発のNIPPOと堺市北区に低炭素建築物認定を取得した分譲マンション「ザ・パークハウス オイコス 三国ヶ丘」を開発する。同社は三菱地所のグループ企業で、住宅分譲事業を手掛ける。全戸に家庭用燃料電池「エネファームtype S」を導入するとともに、専有部の断熱効果を高める。モデルルームを7月1日に開設した。

 三菱地所レジデンスの分譲マンションブランド「ザ・パークハウス」で初の低炭素建築物認定で、堺市でも初となる。「都市の低炭素化の促進に関する法律」に基づき、省エネ法の省エネ基準に比べて一次エネルギー消費量を10%以上削減し、低炭素化措置を講じていると認定される。併せて「いきもの共生事業所(ABNIC)認証」も取得した。

 エネファームtype Sは家庭用燃料電池で世界最高の52%の発電効率があり、700Wの定格出力で24時間運転する。余剰電力は大阪ガスに売電できる。発電状況はインターネット回線を通じて大阪ガスが見守る。断熱性能は、内断熱の施工や複層ガラスの採用など各種の工夫で向上させる。節湯効果が見込まれる水栓や保温効果の高い浴槽も採用する。

 植栽計画では地域に自生する樹木や草本で半数以上を構成し、大阪府や堺市のレッドリストに掲載の希少種も取り入れる。ザ・パークハウス オイコス 三国ヶ丘は、JR阪和線と南海高野線の三国ヶ丘駅から徒歩9分に位置する。11階建て182戸で間取りは2〜4LDKだ。8月下旬に販売を始め、2018年7月中旬の完成、9月中旬の引き渡しを予定する。

【三菱地所レジデンス株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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