一般財団法人環境イノベーション情報機構
長野県、ライチョウ保護対策で協定 サッポロが売上の一部寄付
【自然環境 生物多様性】 【掲載日】2017.07.11 【情報源】地方自治体/2017.05.24 発表
長野県とサッポロビールは、絶滅のおそれがあるライチョウの保護対策を進めるため、「生物多様性保全パートナーシップ協定」を締結した。ライチョウ保護に向けた普及啓発体制を連携して構築する。長野県は、県版レッドリストの植物編を2014年、動物編を15年に改訂。絶滅のおそれのある植物66種、動物193種が追加され、生息環境の厳しい現状が明らかになった。
長野県とサッポロは、県民ぐるみのライチョウ保護体制構築に向けた普及啓発活動を行う。サッポロは、県のライチョウ保護対策に必要な経費の一部を3年間負担。県は、協定の取り組み事項について県ホームページや広報誌を通じて公表する。
サッポロは6月の環境月間に合わせ、「サッポロ生ビール黒ラベル」の信州環境保全応援缶(350mℓ)を6月1日に数量限定で販売。県の環境保全の取り組みを応援するため、売り上げの一部(1缶あたり1円)を県に寄付する。