一般財団法人環境イノベーション情報機構
東京都、62市区町村のCO2排出量 2014年度は5.2%削減
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2017.07.11 【情報源】地方自治体/2017.05.22 発表
東京都の特別区長会や市長会、町村会などは、2014年度の都内全域の二酸化炭素(CO2)排出量(推計値)をまとめた。それによると、全62市区町村の排出量は6297万7000トンで、前年度に比べて5.2%減少した。東京23区の排出量は前年度比5.3%減の4739万トン、多摩地域は同5%減の1542万トン、島嶼地域は同4.3%減の15万9000トンだった。市区町村別でもっとも排出量が多かったのは港区で418万トン。以下、大田区(315万トン)、江東区(310万トン)の順だった。
部門別でもっとも排出量が多かったのは民生業務部門で2572万トン(38%)。以下、民生家庭部門1963万トン(29%)、運輸部門1135万トン(17%)の順だった。
62市区町村は、都内のみどりの保全や温暖化防止に連携して取り組むため、07年度から共同事業として「みどり東京・温暖化防止プロジェクト」を展開し、CO2排出量などを調査している。CO2排出量の詳細はオール東京62市区町村共同事業のホームページ(http://all62.jp)で公開。