一般財団法人環境イノベーション情報機構
ヒアリ(Solenopsis invicta)が国内初確認
【自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2017.06.14 【情報源】環境省/2017.06.13 発表
環境省は、平成29年5月26日に兵庫県尼崎市において発見されたアリについて、専門機関による種の同定の結果、6月9日に特定外来生物であるヒアリ(Solenopsis invicta)と確認されたと発表した。当該ヒアリは、中国・広東省広州市の南沙港から出航した貨物船内のコンテナ(1個)の内部で発見されたもの。
ヒアリは、南米原産で体長は2.5〜6ミリ程度、体色は主に赤茶色の有毒のアリ。コンテナ内を燻蒸消毒するとともに、現在、確認地点において、捕獲トラップ等を設置し、ヒアリの侵入がないか緊急調査を開始した。
ヒアリは、攻撃性が強く、刺された場合、体質によってはアナフィラキシー・ショックを起こす可能性があるなど人体にとって危険な生物。
強い毒を持つため、生きた個体を素手で触らないようにするとともに、個体が発見された場合には、管轄区域の環境省地方環境事務所に連絡するよう、呼びかけている。
【環境省】