帝人ファイバーのペットボトルリサイクル施設、ボトル to ボトル型リサイクルに計画変更

　環境大臣と経済産業大臣は平成１４年１０月１日、帝人ファイバー（株）ペットボトルケミカルリサイクル施設に対し、民活法に基づくペットボトルリサイクル施設としての整備計画変更を認定した。
　同施設はペットボトルリサイクル施設として平成１３年９月１１日付けで認定が行われ、廃ペットボトルを高品質のポリエステル繊維製品原料ジメチルテレフタレートにリサイクルする事業が実施されていた。
　今回の計画変更は、このリサイクル事業の内容を廃ペットボトルをペットボトルの原料であるテレフタル酸そのものにリサイクルする事業に切り替えるためのもので、変更後は同施設の処理能力は認定時の年間約３万トンから年間約６万２，０００トンに増大、国内最大のペットボトルのリサイクル施設となる。
　なおテレフタル酸へのリサイクル事業は１５年７月から稼働する予定。【環境省】