一般財団法人環境イノベーション情報機構
東京都小平市、環境家計簿アプリ配信 全国の市区町村で初
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2017.06.08 【情報源】地方自治体/2017.03.31 発表
小平市は、家庭の電気やガス、水道などの毎月のエネルギー使用量を入力すると、二酸化炭素(CO2)排出量を自動的に計算するスマートフォン向けの「環境家計簿アプリ」の配信を始めた。市によると、このようなアプリの配信は全国の市区町村で初めて。市は市民団体のエコダイラネットワークと共同で、2005年度から紙ベースで、14年度からはウェブサイト版で環境家計簿を実施してきたが、より多くの市民が気軽に参加し、楽しく省エネできるよう、スマホやタブレット端末向けのアプリの配信も始めた。
環境家計簿アプリは無料でダウンロードでき、小平市民以外でも利用できる。電気や都市ガス、水道、灯油、ガソリンの使用量、太陽光売電量と太陽光発電量を入力すると、太陽光を除いた項目の合計のCO2排出量を換算する。また、過去の使用量を入力すれば、前月や前年同月などと比較できる。
環境家計簿アプリでは、新たに取り組み状況に応じて付与される「エコダイラポイント」や、世帯人数別の「CO2排出量ランキング」を導入するなど、内容をリニューアルした。CO2削減のヒントを入手したり、省エネに関するイベントのお知らせも見られる。