一般財団法人環境イノベーション情報機構
日本政策投資銀行、NECキャピタルソリューションに「環境格付」最高位を付与
【エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2017.03.15 【情報源】企業/2017.03.10 発表
日本政策投資銀行(DBJ)は、NEC製品のリースを手掛けるNECキャピタルソリューションに「DBJ環境格付」の最高位と、最高位の中で特に優れる企業を対象にする特別表彰を付与した。最高位は13年連続、特別表彰は8回目となる。格付けに基づき、東北地方の震災からの復興支援を目的にするシンジケート・ローンを組成した。格付けでは、優れた環境配慮製品のリースや環境に貢献する取引に関するファイナンス「エコリース・エコファイナンス」の導入を継続的に進めている点を評価した。顧客のICT(情報通信技術)資産の導入から回収までのライフサイクルを管理して負荷を低減するサービスや、グループ企業と連携した製品・部品のリユースも評価した。
組成したシンジケート・ローンは100億円となり、東北のエコリース・エコファイナンス取引などに融資枠を設定し、環境に配慮した事業経営を目指す企業などの取り組みを支援する。NECキャピタルソリューション、DBJのほか七十七銀行、岩手銀行などをはじめ全国11の地域金融機関が共同で実施する。今回で6回目となる。
都市防災の一層の充実や、再生可能エネルギーを中心にしたスマートシティー(環境配慮型都市)の構築など、東北地方の震災復興と発展に向けた事業に使われる。NECキャピタルソリューションは環境配慮型ビジネスを支援するリース事業者として、DBJと2010年12月に「環境対策を促進する事業に関する業務協力協定」を結んでいる。
【NECキャピタルソリューション株式会社】