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環境ニュース[国内]

長野県、水力発電所、新電力に売電へ 伊那・長野で4月運転開始

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2017.02.09 【情報源】地方自治体/2016.12.07 発表

 長野県は、県内2カ所で建設中の水力発電所の電力を丸紅の100%子会社、丸紅新電力(東京)に売電することを決め、昨年12月7日に同社と契約を結んだ。
 新設の水力発電所は「高遠発電所」(伊那市)と「奥裾花第2発電所」(長野市)で、ともに今年4月から運転を開始する予定。契約期間は2020年3月末までの3年間。
 高遠発電所の最大出力は180kW、年間発電電力量は125万kWh。奥裾花第2発電所の最大出力は980kW、年間発電電力量は507万kWh。2カ所あわせて一般家庭約1750世帯分の年間消費電力量に相当する。
 丸紅新電力は、高遠発電所の電力を1kWh当たり34.5円(税抜き)、奥裾花第2発電所の電力を同29.5円(同)で買い取る。いずれも再生可能エネルギーで発電した電力の固定価格買い取り制度(FIT)で定められた単価に0.5円上乗せした価格。
 丸紅新電力は、自然エネルギー販売に力を入れている小売電気事業者「みんな電力」(東京)を通じて、首都圏で電力を販売する計画だ。
 
提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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