一般財団法人環境イノベーション情報機構
「建築物等の解体等工事における石綿飛散防止対策に係るリスクコミュニケーションガイドライン(案)」に関するパブリックコメントを募集
【健康・化学物質 公害予防/被害】 【掲載日】2017.02.02 【情報源】環境省/2017.02.02 発表
環境省は、「建築物等の解体等工事における石綿飛散防止対策に係るリスクコミュニケーションガイドライン(案)」に関するパブリックコメントを募集する。石綿(アスベスト)は、天然の繊維状の鉱物でその粉じんを吸入することにより、中皮腫などの重篤な健康障害を引き起こすおそれがあるため、現在では新たな製造・使用等が禁止されているが、過去に石綿含有建材を使用して建築された建築物等の解体や改修の際には適切な飛散防止措置が必要となっており、工事に伴う石綿の飛散による健康影響については社会的に強い関心が寄せられている。そのため、周辺住民の不安を解消し、より安全な解体等工事を進めるために、周辺住民等との間の円滑なリスクコミュニケーションの重要性・必要性が高まっている。
環境省では、「石綿飛散防止対策に係るリスクコミュニケーションガイドライン策定等検討会」(座長 小林悦夫公益財団法人ひょうご環境創造協会顧問)を設置し、建築物等の解体等工事の発注者及び自主施工者に向けたガイドライン案をとりまとめた。
このガイドライン案について、平成29年2月2日から3月3日の間、パブリックコメントを募集する。
資料の入手方法及び意見提出方法についてはプレスリリースを参照のこと。【環境省】