一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

東京ガス、明和地所が販売する横浜市港北区のマンション全戸に「エネファーム」を採用

エネルギー 燃料電池】 【掲載日】2017.01.25 【情報源】企業/2017.01.20 発表

 東京ガスが展開する家庭用燃料電池「エネファーム」のマンション向けが、マンション開発・分譲事業を手掛ける明和地所が販売する横浜市港北区のマンション「クリオ横濱綱島」全戸に採用された。マンション向けエネファームの全戸導入による「低炭素建築物」認定を、神奈川県で初めて取得した。クリオ横濱綱島は2月中旬に販売を始める。

 明和地所がマンション向けエネファームを採用するのは、クリオ横濱綱島が初めてとなる。エネルギー利用や環境問題への意識の高まりを受け、停電時の発電継続機能を内蔵する、マンション向けエネファームを全戸に設置することにした。同機能は、停電が発生した時にエネファームが発電していると、500W以下の電力が最長約4日間利用できる。

 明和地所は、環境共生型集合住宅としてクリオ横濱綱島を計画した。全戸のマンション向けエネファームに加え、共用部に太陽光発電や蓄電池を配置し、快適に暮らしながら一次エネルギー消費量を低減する住まいを目指す。敷地全周の植樹、屋上緑化や風通しの良い住戸プランなど、自然の力を活用する手法のパッシブデザインも採り入れる。

 クリオ横濱綱島は7階建てで66戸の住戸がある。東急東横線の綱島駅徒歩13分に位置する。引き渡しは2018年5月下旬を予定している。エネファームは都市ガスから取り出した水素と空気中の酸素との化学反応で発電し、電気を家庭で利用するとともに、熱を給湯に使う。マンション向けは、設置条件に制約がある集合住宅用に構造を工夫した。【明和地所株式会社/東京ガス株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク