平成１５年度の各省庁の地球環境保全概算要求額総計は１兆４２１億円

　平成１４年９月２６日、環境省は関係省庁全体の平成１５年度の地球環境保全にかかわる概算要求額をとりまとめた。
　１５年度地球環境保全関係概算要求額は、１４年度予算額と比べ６．３％増加した１兆４２１億円。
　対象となる環境分野としては地球温暖化対策の概算要求額９，２８６億円（前年度比４．７％増）が圧倒的に多く、また１４年度予算額と比べ増加率が大きかった分野は、生物多様性の減少対策（４９億円／前年度比３２６．７％増）、酸性雨対策（６４億円／前年度比１１９．５％増）であった。
　なお省庁別では農林水産省の３，５５７億円（前年度比２３．６％）が最も多く、経済産業省の３，０５９億４，９００万円（前年度比２．２％減）、文部科学省の２，９４２億８，０００万円（前年度比４．２％減）がこれに続いた。【環境省】