一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

国有林野管理経営基本計画に基づいた平成13年度の施策の実施状況 森林の公益的機能の発揮めざした施策を展開

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2002.09.26 【情報源】林野庁/2002.09.25 発表

 林野庁では平成14年9月24日に開催された第108回林政審議会で内容が妥当であると答申された、「平成13年度国有林野の管理経営に関する基本計画の実施状況」の内容を公表した。
 「国有林野の管理経営に関する基本計画」は5年ごとに作成される、10年を1期とする国有林野の管理経営に関する基本計画。現在実施中の計画は平成11年1月から21年3月までを対象期間としており、(1)公益的機能の維持増進を旨とする管理経営への転換、(2)森林の流域管理システムの下での民有林との連携、(3)国民に開かれた管理経営、(4)優れた自然環境を持つ森林の維持・保存対策の充実、(5)事業の民間委託化と組織・要員の合理化−−を柱としている。今回公表された実施状況の報告は、これらの方針に沿って実施した事業の内容をまとめたもの。 
 報告によれば、平成13年度は、(1)第5期保安林整備計画の変更に基づいた、約85万ヘクタールの森林の保安林への指定、(2)民有林と連携した「北上高地緑の回廊」の設定、(3)世界文化遺産の修復に必要な資材を供給する、「世界文化遺産貢献の森林」(3か所、3、000ヘクタール)の設定、(4)暫定事務所150か所の廃止−−など、新たに制定された森林・林業基本法の理念を踏まえ、森林の公益的機能の発揮を基本とする管理経営を進めるための各種の取組みが行われた。【林野庁】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク