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環境ニュース[国内]

YKK AP、新しいアルミ樹脂複合窓を発売、アルミ窓並みの価格帯で高断熱にシフト

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2016.12.15 【情報源】企業/2016.12.12 発表

 YKK APは、新しいアルミ樹脂複合窓「エピソードNEO(ネオ)」を地域別に順次発売する。北海道・東北・甲信越・関東・北陸と九州は2017年4月3日、中部・関西・中国・四国は同年6月5日に販売を始める。アルミ窓並みの価格帯で展開し、アルミ窓を高い断熱性能を持つアルミ樹脂複合窓にシフトさせ、住宅の省エネ対策を後押しする。

 住宅に高い断熱性能が求められる中、YKK APは樹脂窓を中心に高断熱窓化を推進し、自社の工場で生産・組み立てた窓を供給している。しかし出荷量の約半分は断熱性に劣るアルミ窓が占める。窓を取り扱う建材流通店から、さまざまな機能ガラスを用意して自ら部材を組み立てて供給できる製品開発の要望があることから、投入する。

 エピソードNEOは、建築会社や生活者のニーズに応じて自由にガラスが選択でき、建材流通の段階で組み立てられるように部品を供給する。自動化技術をはじめとする生産ラインの合理化などで価格をアルミ窓の水準に抑制した。室外側がアルミ、室内側が樹脂窓の複合構造で断熱性を高める。結露も発生しにくく、カビの発生を抑える。

 独自構造で枠の接合部からの漏水に配慮したり、本体に枠を取り付ける木ねじを改良したりして組み立て・施工を容易にした。窓内外の色は21通りの組み合わせをそろえる。引き違い窓の幅1690o、高さ1170oで部材価格は3万6000円(ガラス・消費税・組み立て費別)となる。2017年度に60億円、2018年度に100億円の売上高を目指す。【YKK AP株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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