一般財団法人環境イノベーション情報機構
東京都、スタバに新型シティチャージ 屋外席でスマホなど無料充電
【エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2016.12.15 【情報源】地方自治体/2016.10.26 発表
東京都環境公社はスターバックスコーヒージャパンと連携し、太陽光発電の電気でスマートフォンなどを充電できる新型のソーラー充電スタンド「シティチャージ」を同社の都内3店舗に設置した。新型シティチャージは、矢木コーポレーションと旭硝子が開発したタイプAと、シャープが開発したタイプBの2種類。タイプAは、テーブル天板に太陽電池を設置し、木の素材を多用したデザイン。木製スツールとの組み合わせにより店舗のレイアウトに合わせた自由な配置が可能となっている。
タイプBは1人がけの椅子型で、背もたれの裏側に小型でも変換効率の高い太陽電池を設置。座席後方にUSB給電ポートを搭載した。発電した電気は座面下に搭載した蓄電池に蓄えられる。
スターバックスコーヒーの上野恩賜公園店(台東区)、二子玉川公園店(世田谷区)、町田金森店(町田市)の屋外席に両タイプを設置。設置期間は1年間で、来店客はUSB端子付きの充電ケーブルを持っていれば無料で利用できる。
都環境公社はこれまで、シティチャージを東京タワー(港区)や虎ノ門ヒルズ(同)、遊園地「としまえん」(練馬区)に設置している。