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環境ニュース[国内]

埼玉県、下水汚泥からバイオガス発電 元荒川水循環センターで

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2016.10.12 【情報源】地方自治体/2016.07.25 発表

 埼玉県は、下水汚泥の処理過程で発生する消化ガスを活用した発電事業を元荒川水循環センター(桶川市)で実施する。発電事業は2019年4月から開始予定。

 発電事業者は、バイオガス発電設備などを手掛ける大原鉄工所(新潟県長岡市)の東京支店。同社が元荒川水循環センター内の土地を埼玉県から借り受け、出力400kWの発電設備を設置する。

 年間発電電力量は270万kWhで、一般家庭500世帯の年間使用電力量に相当する。これにより、年間1300トンの二酸化炭素(CO2)削減効果が見込めるという。発電した電力は再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づき電気事業者に20年間にわたって売電する。

 県は同社東京支店と事業契約を締結、元荒川水循環センターで発生する消化ガスを同社に供給する。県は下水由来のガスという未利用エネルギーを有効活用し、消化ガスの売却や土地の貸し付けなどにより収入を得られる。また、下水汚泥の減量化にもつながる。【埼玉県】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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