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環境ニュース[国内]

ホンダ、「全日本エコドライブチャンピオンシップ」に協賛、「水素カフェ」を開設

エネルギー 燃料電池】 【掲載日】2016.09.09 【情報源】企業/2016.09.06 発表

 ホンダは、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで8月22日に開かれた自動車競技会「全日本エコドライブチャンピオンシップ2016」に特別協賛した。燃料電池自動車(FCV)「クラリティFUEL CELL(フューエル・セル)」の外部給電機能を活用した「水素カフェ」を開設した。競技用車両にハッチバック型小型乗用車の「フィット」も提供した。

 全日本エコドライブチャンピオンシップは、CO2排出量の削減と交通事故低減につながる環境配慮型運転の普及を目的に、全日本学生自動車連盟が主催する。走行タイムと燃費で順位を決める。2006年に始まった学生対抗のエコドライブコンテストを母体に、2013年に一般枠を新たに設けた。今回は学生37、一般23の計60チームが参加した。

 ホンダは環境への取り組みを紹介するため、観戦エリアに水素カフェを設置した。クラリティFUEL CELLから外部給電器を介してコーヒーメーカーに電源ケーブルをつなぎ、水素を燃料に発電するFCVの電気でコーヒーをわかして提供した。再生可能エネルギーで水素をつくる装置「スマート水素ステーション(SHS)」の模型も展示した。

 水素カフェでは、SHSによって化石燃料を消費することなく走行・発電できるFCVの環境性能をアピールした。バギーのようなデザインで着脱式バッテリーを搭載する超小型電気自動車(EV)「MB(モバイル・バッテリー)EV」の試作車や、EVカートも披露し、環境負荷を低減しながら走る楽しさの提案がさまざまな形で可能なことを訴えた。【ホンダ】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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