環境省、環境産業の市場規模・雇用規模等に関する報告書公表

　環境省は、環境産業の市場規模・雇用規模等の推計結果をまとめた２０１４年版の「環境産業の市場規模・雇用規模等に関する報告書」公表した。

　環境産業の市場規模は、2014年に約105兆円4,133億円（前年比約1.3％増）となり、過去最大。2000年との比較では市場規模は1.8倍となった。全産業に占める環境産業の市場規模の割合は、2000年の6.2％から2014年の11.1％まで増加し、環境産業が日本経済に与える影響は大きくなっている。

　環境産業の雇用規模は、2014年に約256万人（前年比1．6%増）となり、過去最大。2000年との比較では約1.4倍となりました。特に、 2013年には「再生可能エネルギー利用」の成長により、「クリーンエネルギー利用」分野が2012年から2014年の2年間で約10万人増加した。