一般財団法人環境イノベーション情報機構
環境省、素材別リサイクル戦略マップ策定へ
【ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2016.05.24 【情報源】環境省/2016.05.24 発表
環境省は、素材別リサイクル戦略マップ策定に向けて、初めてプラスチック及びガラスを対象として製品横断的なマテリアルフロー、温室効果ガス排出量等の環境負荷分析、課題解決に向けた方向性について調査・検討を行い、中間報告をとりまとめた。特に、プラスチックについては、年間排出量が約1000万トンあり、現状では大部分が焼却処理等され、それに伴い約1800万トンCO2の温室効果ガスが排出されているなど環境負荷が大きいことがわかった。
また、ガラスについては、年間排出量が約270万トンあり、約半数程度がガラスとしてリサイクルされることで約27万トンCO2の温室効果ガス削減効果があることがわかった。
環境省は、これらの結果を踏まえ、温室効果ガス削減効果にも寄与するプラスチック及びガラスのマテリアルリサイクルを推進する方針である。