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環境ニュース[国内]

アメリカ産冷凍ほうれんそうから残留基準値を超えるペルメトリンを検出

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2002.09.06 【情報源】厚生労働省/2002.08.30 発表

 厚生労働省は検疫所での抜き取り検査の結果、下ゆでされたアメリカ産冷凍ほうれんそうから、2回にかけて残留基準値を超えるペルメトリンの検出が確認された、と発表した。
 生鮮ほうれんそうに対するペルメトリン基準値は2.0ppmだが、今回の発表事例では4.89ppmと2.9ppmのペルメトリンが検出されていた。
 なお、厚生労働省では残留農薬が検出された冷凍ほうれんそうと同時に輸入された全量(計約2.8トン)について、廃棄または積み戻しを行うよう指示を行ったほか、8月30日付けでアメリカ産ほうれんそうとその簡易加工品に対して、食品衛生法第15条第3項に基づく検査命令を実施することにした。
 検査命令の対象になった場合、輸入者は費用を負担して、厚生労働省指定機関で検査を実施しなければならず、検査結果が判明し問題がないことが確認されるまで輸入手続きを進めることができない。【厚生労働省】

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