一般財団法人環境イノベーション情報機構
海岸漂着ゴミの58%がプラスチックやビニール 「全国海岸漂着ゴミ分類調査」の結果をホームページに掲載
【地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2002.09.05 【情報源】海上保安庁/2002.09.04 発表
海上保安庁は平成14年6月の「環境月間」にあわせて実施した「全国海岸漂着ゴミ分類調査」などのイベントの結果をまとめ、同庁のホームページに掲載した。同庁では「未来に残そう青い海」を合い言葉に、月間中に全国65か所で海岸に漂着したゴミの分類調査清掃を実施。この調査に5,528名の小学生が参加し、29,602kgのゴミを回収したほか、環境教室(開催数:74)、海上保安官作成の紙芝居「いちろう君の空き缶物語」「うみがめマリンの大冒険」の公演(開催数:67)、パネル展(開催数:71)などのイベントも月間中に開催した。
なお今回今日表された内容には、漂着ゴミ分類調査で集まったゴミの素材別割合が含まれている。圧倒的に多かったのがプラスチック・ビニールの58%で、発泡スチロールの12%がこれに次いでいた。漂着ゴミのほとんどが日常生活から発生するものだったという。【海上保安庁】