一般財団法人環境イノベーション情報機構
平成26年度悪臭防止法施行状況調査を公表
【大気環境 悪臭】 【掲載日】2016.03.31 【情報源】環境省/2016.03.31 発表
環境省は、平成26年度悪臭防止法施行状況調査の結果を公表した。悪臭に係る苦情の件数は、平成26年度は13,136件であり、前年度に比べ656件減少し、11年連続で減少した。
苦情の内訳を見ると、野外焼却が最も多く3,524件(全体の26.8%)、サービス業・その他が2,117件(同16.1%)、個人住宅・アパート・寮が1,484件(同11.3%)等であった。
また、悪臭防止法の規制地域を有する市区町村は、平成26年度末時点で、全国の市区町村数の73.7%に当たる1,283市区町村であった。
悪臭防止法に基づく措置の状況は、平成26年度の悪臭防止法の規制地域内の工場・事業場に係る苦情は、4,965件でした。当該年度に行われた悪臭防止法に基づく立入検査は1,902件、報告の徴収は362件、測定は84件であった。測定の結果、規制基準を超えていたものは36件でした。同法に基づく改善勧告は1件、改善命令は0件でした。また、行政指導が1,321件行われた。【環境省】