ヒートアイランド対策関係府省連絡会議を設置

　ヒートアイランド対策に関する施策を推進するため、内閣、国土交通省、経済産業省、環境省はヒートアイランド対策関係府省連絡会議を設置し、平成１４年９月６日に第１回会議を開催する。
　日本の大都市の気温は、ヒートアイランド現象の進展により、地球温暖化の約５倍の速度にあたる１００年で２～３℃のペースで上昇している。このため、ヒートアイランド対策は都市の環境対策の重要課題となっており、平成１４年３月に閣議決定された改訂版「規制改革３ヶ年計画」でも、（１）ヒートアイランド対策についての関係各省による総合的な推進体制を構築すること、（２）ヒートアイランド解消対策についての大綱を策定すること、（３）ヒートアイランド現象のメカニズム解明のための調査・分析を進めること－－について平成１４年度中に取り組むことが提言されていた。【環境省】