一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

東北電力、電柱変圧器からのPCB含有絶縁油漏洩について中間報告を提出

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2002.09.02 【情報源】経済産業省/2002.08.30 発表

 平成14年7月22日に東北電力(株)が所有する新潟市内の電柱の変圧器から微量のPCBを含有した絶縁油が漏洩した件について、東北電力は原子力安全・保安院に対し、平成14年8月29日付けでの原因究明と再発防止策に関する中間報告を提出した。
 この中間報告によると、東北電力が漏洩があった場所の付近に設置している変圧器210台について外観点検を行ったところ、外部に油がにじんでいる変圧器はなかったが、錆が発生している変圧器は86台発見された。
 錆が発生した変圧器86台について製造年との関係を分析した結果では、製造後およそ20年を超過すると錆の度合いが高くなり、製造後22年以上のものには鉄板素地までの錆が確認されたという。
 なお原子力安全・保安院は、東北電力の報告提出をきっかけとして、配電線路で柱上用変圧器を使用中している全電気事業者に対し、(1)使用中の柱上用変圧器の管理状況を踏まえた点検計画の策定と点検の実施−−を求めるとともに、(2)点検計画や柱上用変圧器の選定の考え方、(3)点検結果や点検に伴い講じた措置、(4)柱上用変圧器の保守管理方法−−について原子力安全・保安院に報告することを求めることにした。【原子力安全・保安院】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

プレスリリース

関連情報

関連リンク