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環境ニュース[国内]

パナソニック、電動アシスト自転車のバッテリーシェア実証をドコモなどと実施

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2016.02.04 【情報源】企業/2016.02.02 発表

 パナソニックは、電動アシスト自転車のバッテリーシェア実証実験をNTTドコモと、同社子会社で自転車シェアリング事業を手掛けるドコモ・バイクシェアと実施する。東京の臨海地区(晴海、月島、豊洲)で4月から9月まで行い、シェアリングサービス事業者側が用意する予備のバッテリーが自由に共有できる環境を構築して事業性を探る。
 3社は、電動アシスト自転車をはじめ利便性の高い移動手段のシェアサービスや分散充電環境などのインフラ整備を目指し、共同で実証実験することで2月2日に合意した。自転車シェアリングの導入が進み、利用の増加に伴ってバッテリー充電の利便性向上が新たな課題になることから、充電状態を快適に保つ分散充電環境について検証する。
 バッテリーシェアは、バッテリーが充電・保管できる環境を複数の場所に分散配置して、利用者が自由にシェアする仕組みだ。実証実験は技術的課題の発見や事業ノウハウの蓄積を目的に行う。実験区域の店舗や自転車保管場所などで電動アシスト自転車のバッテリーを常時充電し、会員が交換できるようにして利用動向を把握・分析する。
 パナソニックグループのバッテリー充電システムや電動アシスト自転車技術と、ドコモ側が保有するコミュニティーサイクルシェア事業のノウハウを融合する。今後はシェアリングに適した軽量・小型の電動アシスト自転車の共同開発を検討し、バッテリーを携帯電話の充電や災害時の予備電源にする、新たな社会インフラ提供も視野に入れる。
【パナソニック(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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