一般財団法人環境イノベーション情報機構
環境省、「小笠原村エコツーリズム推進全体構想」を認定
【自然環境 自然とのふれあい】 【掲載日】2016.01.27 【情報源】環境省/2016.01.27 発表
環境省は、エコツーリズム推進法に基づいて東京都小笠原村から申請のあった「小笠原村エコツーリズム推進全体構想」の認定について発表。全体構想の認定は全国で7番目となる。同全体構想は、小笠原エコツーリズム協議会(小笠原村、小笠原村商工会、小笠原村観光協会、小笠原母島観光協会、小笠原ホエールウォッチング協会、東京都小笠原支庁、小笠原自然保護官事務所ほか)が策定したもので、エコツーリズムを推進する地域として、@陸域:父島(南島を含む)、母島、聟島(むこじま)、A海域:小笠原諸島の沿岸20マイル以内を設定。
主な自然観光資源は、オガサワラオオコウモリ、ヤコウタケ、アオウミガメ、ザトウクジラ、マッコウクジラ、ミナミハンドウイルカ、星空。
主なエコツアーとして、ホエールウォッチング、森・山のガイドツアー(動植物や地形などの観察)、スキューバダイビング、シーカヤック(カヌーによる海のツアー)、ナイトツアー(ヤコウタケやオガサワラオオコウモリ、アオウミガメの観察)、スターウォッチング(星空観賞)などをあげている。
認定書は、1月28日17時〜環境省環境大臣室にて、環境大臣から小笠原村長に対して認定書の手交される予定。【環境省】
■これまでに認定された全体構想の一覧
「飯能市エコツーリズム推進全体構想」(埼玉県飯能市、平成21年9月8日認定、平成27年1月16日変更認定)
「慶良間地域エコツーリズム推進全体構想」(沖縄県渡嘉敷村及び座間味村、平成24年6月27日認定)
「谷川岳エコツーリズム推進全体構想」(群馬県みなかみ町、平成24年6月29日認定)
「鳥羽エコツーリズム推進全体構想」(三重県鳥羽市、平成26年3月13日認定)
「名張市エコツーリズム推進全体構想」(三重県名張市、平成26年7月9日認定)
「南丹市美山エコツーリズム推進全体構想」(京都府南丹市、平成26年11月21日認定)
「小笠原村エコツーリズム推進全体構想」(東京都小笠原村、平成28年1月28日認定)