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環境ニュース[国内]

東芝エレベータ、省エネ性能に優れるエレベーターの後継機種を発売、安全性向上

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2016.01.20 【情報源】企業/2016.01.15 発表

 東芝グループでエレベーター・エスカレーターの東芝エレベータは、省エネ・環境性能に優れる標準形マシンルームレスエレベーター「SPACEL-GR(スペーセル・ジーアール)」の後継機種「SPACEL-GR II(ツー)」を1月15日に発売した。環境技術に加えて、各種の新機能を搭載して安全性、安心感、快適性を大幅に向上させた。
 マシンルームレスエレベーターは専用の機械室がないエレベーターを指し、スペースが有効活用できる。2012年1月に投入したスペーセル・ジーアールは、新型の制御装置、回生電力の利用やLED発光ダイオード)照明の全面採用、システムの効率化などで省エネを図り、それまでの機種と比べて消費電力を最大50%削減した。
 新機種のスペーセル・ジーアールIIは乗り降りの際に、かご室と乗り場の隙間をふさぐ業界初の機能「しきい間すきまレス」を加えた。落とし物の心配が減って安心感が高まる。操作盤に埋め込んだ広角ミラーで、後ろの人の行動が把握できるうえ、乗り場の3方枠にも広角ミラーを配してかご内から付近の様子が分かるようにした。
 さらに、画像解析技術でエレベーターに近付く人が乗りたいのか、通り過ぎるだけなのかを自動的に判断・判別してドアを開閉する「スマートドア」を搭載する。はさまれ事故を防ぐとともに無駄な停車時間を減らし、運転効率を高める。背面ミラーを電子看板として使用できる機能も備える。年間約5000台の販売を目標にした。【東芝エレベータ(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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