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環境ニュース[国内]

富士通、米GEの電気・ガス・水道事業向け資産管理ソリューションを日本で展開

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2016.01.12 【情報源】企業/2016.01.06 発表

 富士通は、米国ゼネラル・エレクトリック(GE)の電気・ガス・水道・通信事業者向けネットワーク型資産管理ソリューション「Smallworld(スモールワールド)」を日本で展開する。米GEと国内での事業について合意し、1月6日に販売を始めた。エネルギー事業者向けに自社で展開するソリューションに加え、システム構築・保守・運用とともに提供する。
 スモールワールドは地図情報だけの一般的な地理情報システムGIS)と違い、業種ごとに最適化した資産管理機能を含むパッケージソフト・ソリューションだ。1300社以上の導入実績があり、電気・ガス・水道・通信向け資産管理市場でトップシェアを誇る。電力システム改革など日本の事業環境が変化する中、経営効率改善を後押しする。
 管理対象になる設備は、電力事業の送配電やガス事業の導管など業種ごとに異なり、一般的なGISはそれぞれに対応するソフトを個別に開発する必要がある。スモールワールドは業種固有の設備資産に最適化したソフトをパッケージ化しているため、専用ソフトを個別に開発する必要がなく、システムの導入・運用の時間と費用が大幅に削減できる。
 スモールワールドはさまざまな設備をモデル化して稼働状況や相互の接続関係を認識する。併せて、各種マップサービスの地図データを活用して地図の読み込み時間を短縮することで、管理対象の資産が膨大でも処理速度が落ちない。情報は、一元化した設備データベースからニーズに合わせた表示形式で可視化する。既存システムとも連携させられる。【富士通(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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