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環境ニュース[国内]

三菱商事、ローソンと家庭向け電力小売り事業に参入、首都圏で供給

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2016.01.06 【情報源】企業/2015.12.25 発表

 三菱商事は、コンビニエンスストアのローソンとともに、家庭向け電力小売り事業に参入する。4月の電力小売り全面自由化を受けた。共同出資の事業会社「MCリテールエナジー(仮)」が、経済産業省資源エネルギー庁に小売り電気事業者の登録申請を行った。首都圏を中心に予約の受け付けを2月に始め、4月に供給開始する。
 コンビニが家庭向けの電力小売り事業に事業者として参入するのは初めてという。事業会社は資本金2億5000万円で、出資比率は三菱商事が84%、ローソンが16%だ。電力サービス「まちエネ」は関東地区で提供する。同地区で約4000店舗を保有するローソンの店頭やネットワークなどを活用してサービスを告知する。
 まちエネは、「あんしん」「うれしい」「わかりやすい」をテーマにした地域密着型の電力サービスとなり、割安で選びやすい独自の料金プランを用意する。電気の使用量に応じて三菱商事やローソンなどが展開しているポイントサービス「Ponta(ポンタ)ポイント」がたまる特典も検討している。サービスの詳細は今後詰める。
 電力提供エリアは東京都と神奈川、埼玉、千葉、群馬、栃木、茨城、山梨県と静岡県の富士川以東となり、現在の電力会社への解除手続き不要でインターネットで申し込みできる。スマートメーター(通信機能付き次世代電力量計)への取り替えが必要だが、工事費はかからない。電気は従来通り、地域電力会社の送配電線で届ける。【三菱商事(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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