一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

平成14年8月23日までの市販輸入野菜の残留農薬調査結果 209検体中4検体で基準値超過

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2002.08.29 【情報源】農林水産省/2002.08.29 発表

 農林水産省は、平成14年度の市販輸入野菜の残留農薬調査のうち、8月23日までに結果が判明した事例についての情報をまとめ、公表した。
 この調査は独立行政法人農林水産消費技術センターで実施しているもので、今回調査分では、生鮮67検体、冷凍120検体、加工品22検体、計209検体の市販輸入野菜を買い上げ、89農薬を検査した。
 調査の結果としては、すでに同省が速報として公表していた、冷凍ホウレンソウ1検体で1.8ppmのクロルピリホスが検出された事例、生鮮スナップエンドウ(未成熟えんどう)1検体での0.07ppmのシぺルメトリンが検出された事例のほか、新たに冷凍ホウレンソウ1検体で0.03ppmのクロルピリホスが、冷凍カリフラワー1検体で2.6ppmのメタミドホスが検出された。
 ホウレンソウのクロルピリホス残留農薬基準値は0.01ppm、スナップエンドウのシぺルメトリン残留農薬基準値は0.05ppm、カリフラワーのメタミドホス残留農薬基準値は1.0ppmで、上記の4検体はいずれも基準値を超過している。また、これらの超過事例すべてが中国産の野菜であった。
 なお、これら4つの超過事例については、現在、店舗からの同一製品の撤去、関連製品の追跡調査が進められている。【農林水産省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク