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環境ニュース[国内]

積水ハウス、国産ブランド材を活用した住宅で「第1回ウッドデザイン賞」受賞

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2015.11.25 【情報源】企業/2015.11.19 発表

 積水ハウスは、国産ブランド材を活用した住宅「シャーウッド純国産材プレミアムモデル」で、「第1回ウッドデザイン賞(新・木づかい顕彰)」のソーシャルデザイン部門を受賞した。同賞は林野庁の後援で、木材の利用促進を目的に新たに創設された。受賞作品には「ウッドデザインマーク」の使用が認められる。
 ウッドデザイン賞運営事務局は公益社団法人国土緑化推進機構やNPOなどで組織されている。同賞は、木の良さや価値を再発見させる製品や取り組みを消費者目線で表彰する新しい顕彰制度として、木のある暮らしの普及と国産材の需要拡大、森林整備の推進を目指す。ソーシャルデザイン、ライフスタイルデザイン、ハートフルデザインの3部門がある。
 ソーシャルデザイン部門は、木で地域や社会を活性化するものを対象にする。シャーウッド純国産材プレミアムモデルは、家の骨組みになる柱や梁(はり)に国産ブランド材を使う。10カ所の産地と連携して供給網を構築し、材料供給の安定化を図った。樹種の選択肢を広げ、住まいにより近い産地で育ったブランド材を提供できるようにした。
 国産材の活用が建築現場で実感できるよう、構造材に樹種と産地を表示する。これにより顧客や近隣、工事関係者が国産材を身近に感じることができる。積水ハウスは国産材に関する社内の勉強会や、産地の見学会を実施して知識を深めている。ウッドデザイン賞は今後、全受賞作から最優秀賞1点と各部門の優秀賞数点が選ばれ、12月10日に発表される。【積水ハウス(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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